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モロコの歯ぎしり

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モロコの歯ぎしり
2022.05.31大津今昔

妓楼があった場所が更地に

取り壊しが決まった昭和初期に建てられた妓楼「えびすや」の内覧会に行ったのが3月半ば。今日久しぶりに前を通ったら、すっかり更地になっていました。広く感じたのに、更地になるとこんなに小さい場所だったのかと驚きました。

よく見ると写真の後ろの家屋も窓ガラスが割れていて人は住んでいません。明らかに廃屋とわかるものは、景観も治安もよくないから、できれば早いうちに取り壊される方がいいのでしょう。左側の、現在マンションが建っている場所には、湯水がジャンジャン出る「清水湯」という気持ちのいい銭湯がありました。月を見ながら湯上りの道を帰った日々は懐かしい昭和の思い出です。

かつて歓楽街だった柴屋町も、ここ数年あちこちで取り壊しや改築が進んでいます。えびすやを囲むように流れる百々川の水がここのところ枯れています。水源が復活し、この辺りのしっかりした空き家も商業に活用されることを願います。

 

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